Oct 26 (newsonjapan.com) - 2021年は、女子サッカーにとって画期的な年になりました。
10月には日本初の女子プロサッカーリーグであるWEリーグ(正式名は公益社団法人日本女子プロサッカーリーグ)が開幕しました。11チームからなるWEリーグの理念には、夢や生き方の多様性を認め、すべての人が輝くためのコミュニティが歌われています。
また、東京オリンピックでベスト8入りを果たした「なでしこジャパン」は、10月に池田太新監督を迎えました。来年1月のワールドカップ予選へ向けて、強化合宿で意気を高めています。
WEリーグを直接的に支援する方法の一つに、開幕記念スペシャルオークションがあります。その名は「ハットトリック」、つまり試合中一人のプレーヤーが3点以上得点するという、現実的には稀な事象に因んでいます。出品されているのは、各クラブのホーム開幕戦で使用された公式球に、ホームクラブの選手がサインしたものなど。オークションの売上はそれぞれのクラブに還元され、各クラブが行っている理念推進活動「WE ACTION」や試合運営に利用されます。
サッカーに顕著にみられるように、歴史的には男子の試合に焦点があてられる傾向がありますが、スポーツ業界が成熟しつつある中、女子のスポーツ競技の面白さが認められてきています。KajinoCasinoによると、日本で最も人気があるスポーツベッティングである野球、サッカー、テニス、バスケットボールなどにおいて、ボンズとカスモには女子サッカーリーグが搭載されています。
評価ポイントの上位10にあがっているボンズとカスモです。Jリーグやプレミアリーグといったメジャーなリーグに加えて、メキシコのリーガMX、女子、アペルトゥラに賭けることができます。スポーツ賭けの業界に関する評判は、スポーツ業界に大きな影響を与えるものですから、これらのブックメーカーの新しい傾向には、大きな意味があります。
観戦に加えて賭けるという楽しみ方があります。イギリスではじまったスポーツベッティングには225年の歴史があり、ヨーロッパでは気軽に楽しめる娯楽として広く浸透しています。日本でも、オンラインブックメーカーを通じて国内と世界のスポーツに簡単にベットできるようになったため、その利用者数は急増しています。市場規模を見てみると、スポーツベッティングは2020年-2025年の間で、世界市場において年率8.62%で成長すると予測されています。
日本では、現在公営である競馬、競輪、競艇、オートレースのギャンブルの売上は約7兆円です。また、独立行政法人日本スポーツ振興センターが運営しているスポーツくじ「toto」の売上は、公営のギャンブルより少なく約938億円です。オンラインカジノを利用した賭けの市場規模は約400億円と予想されており、スポーツベッティングの売上比率はその3分の1程度と見込まれています。
女子スポーツ競技がスポーツ賭けの業界に組み入れられたことは、女子競技にそもそも与えられるべきである認識を今後確証していくための大切なステップだからです。
今後、利用者の増加に伴ってスポーツを搭載したオンラインブックメーカーも増加する可能性があります。スポーツベッティングは多様化し、新たな娯楽・文化として日本でも定着するかもしれません。女子サッカーリーグにも、大きな期待が寄せられています。