沖縄で県独自の"医療非常事態"宣言「ほぼ壊滅的な状態」

沖縄県内のコロナ病床の使用率は、21日時点で71.5%に達し、新たな患者の入院調整が困難な水準となっています。

ロナ対応にあたる医師は、次のように述べました。

友愛医療センター救急科部長 山内素直医師

「いま、沖縄はコロナに対しての医療もそうですし、一般的な医療も、ほぼ壊滅的な状態になっていると思います。(この病院では)実は、かなり入院の基準を上げている。かかりつけ医以外の患者さんは、救急車を受け入れできない状態になってしまった」

病床ひっ迫の背景には、医療従事者が感染したり、濃厚接触者になったりするなどして、出勤できないケースが増えている状況もあります。

沖縄県内の重点医療機関での医療従事者の欠勤数は、21日、過去最多の1097人でした。一部の病院では、救急や外来診療の制限も始まっています。

友愛医療センター救急科部長 山内素直医師

「壊滅状態である沖縄の医療を守る、立て直していくためには、ある程度の厳しい行動制限をしないと立て直しができないのでは」

Okinawa to introduce COVID restrictions as case numbers hit record highs

Jul 22, (NHK) - Okinawa Prefecture in southwestern Japan has decided to call on residents to follow restrictive measures amid a resurgence of coronavirus infections there. ...continue reading

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