同居する86歳母親を公園に置き去りに…母親は死亡 57歳息子逮捕

宮城県多賀城市の公園に介護が必要な80代の母親を置き去りにして死亡させたとして、57歳の長男が逮捕されました。長男は母親と2人暮らしで、普段から食事や身の回りの世話などの介護を行っていたということです。

保護責任者遺棄致死の疑いで、逮捕されたのは多賀城市桜木の無職・松田一明容疑者(57歳)です。警察によりますと松田容疑者は、今年10月14日ごろ、同居する母親のときいさん(当時86歳)を介護が必要だったにもかかわらず、自宅近くの多賀城市の公園に置き去りにし、死亡させた疑いが持たれています。

事件は「高齢の女性が公園のベンチに座っている」との匿名の通報があり、発覚しました。ときいさんは心肺停止の状態で病院に運ばれ、死亡が確認されました。警察は捜査に支障が出るとして、死因を明らかにしていません。

松田容疑者は母親と2人暮らしで、普段から、食事や身の回りの世話などの介護を行っていたということです。警察は動機や事件の経緯について慎重に調べを進める方針です。

Man arrested after leaving ailing 86-year-old mother to die in park

Dec 02, (Japan Today) - Police in Tagajo, Miyagi Prefecture, have arrested a 57-year-old unemployed man on suspicion of causing the death of his sick 86-year-old mother by leaving her on a park bench.  ...continue reading