熱海土石流災害 最後の行方不明者の人骨と確認

Feb 10, (ANNnewsCH) - おととしに静岡県熱海市で発生した土石流災害で、先月に見つかった人の骨が最後に残った行方不明の女性のものと確認されました。

静岡県警によりますと、先月18日、熱海港の土砂の仮置き場で土砂をふるいに掛けて捜索していた警察官が15センチほどの骨のようなものを見つけました。

 その後のDNA鑑定の結果、行方不明となっていた太田和子さん(当時80)の骨と判明したということです。

 見つかった骨は左前腕部とみられています。

 太田さんの知人:「やっと、ご家族のところに戻れる。ご家族の方も本当は体を抱きしめたかったと思うけど。残念な結果ですけど、良かったです」

 熱海市の土石流災害では、これまでに災害関連死を含めて27人が死亡し、太田さん1人が行方不明となっていました。

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