教員不足解消へ 自民党が給与増額など提言まとめる

May 12, (ANNnewsCH) - 自民党は、教員の処遇を改善し、なり手不足を解消するため残業代の代わりに支給されている「教職調整額」を2.5倍以上に増やす法改正などを盛り込んだ提言案をまとめました。

自民党・萩生田政調会長:「教師を取り巻く環境を抜本的に改善するため、働き方改革のさらなる加速化、教師の処遇改善、学校のマンパワーの拡充、そして教師の育成支援を一体的にパッケージとして改革していくことが必要です」

 自民党が取りまとめた提言は、教員の長時間勤務が依然として課題だと指摘したうえで、抜本的な環境の改善が必要だとしています。

 処遇改善策として、現在は残業代を支払わない代わりに基本給に4%を上乗せしていますが、それを「10%以上に増額する必要がある」としています。

 また、教員として一定期間勤務した場合、奨学金の返済を免除する仕組みの必要性にも言及しています。

 萩生田政調会長は、来年度から3年間を「抜本的に改革する期間」としたうえで、実現に向けては毎年5000億円規模の予算が必要との認識を示しました。

 政府が来月まとめる「骨太の方針」に反映させたい考えです。

Salary increase proposed to solve teacher shortage

The Liberal Democratic Party has compiled a proposal that includes a revision of the law to improve the treatment of teachers and increase the "teaching adjustment amount", which is paid in place of overtime work, by more than 2.5 times to improve the treatment of teachers and eliminate the shortage of workers.  ...continue reading

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