池袋暴走事故の民事訴訟で運転手の飯塚受刑者に約1億4000万円の賠償命じる 事故遺族が提訴

「池袋暴走事故」で妻と3歳の娘を亡くした松永拓也さんらが、飯塚幸三受刑者(92)らに損害賠償を求めている裁判で、東京地裁は飯塚受刑者らに賠償を命じる判決を言い渡しました。

この裁判は、2019年、東京・池袋で暴走した車にはねられ、妻の真菜さん(当時31)と莉子ちゃん(当時3)を亡くした松永拓也さんと真菜さんの父親ら、あわせて遺族9人が、車を運転していた飯塚幸三受刑者らに損害賠償を求めていたものです。

先ほど、東京地裁で開かれた裁判で、地裁は飯塚受刑者らにおよそ1億4000万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。

この裁判では、松永さんが法廷で「父だった記憶がなくなっていくのがつらい」「街中でランドセルを背負った子どもを見ると、莉子もこうなっていたのかなと思います」などと意見陳述をしていました。

92-year-old driver ordered to pay 140 million yen over fatal Tokyo crash

Oct 27, (Kyodo) - A 92-year-old former top bureaucrat sentenced to five years in prison over a fatal Tokyo car accident in 2019 was ordered Friday to pay around 140 million yen ($932,000) to bereaved family members of the accident that sparked a debate on elderly drivers in rapidly graying Japan. ...continue reading