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2021年、日本のギャンブルはどうなる?

Dec 26 (newsonjapan.com) - 日本は言わずと知れたギャンブル大国。

刑法に賭博罪があるので原則ギャンブルは禁止...といいつつも、合法に楽しむことができるギャンブルは沢山あります。 2021年、日本のギャンブルがどのように移り変わっていくのかを見ていきましょう!

日本でできるギャンブルの種類は?

ギャンブルとはいわゆるリアルマネーを賭けて遊ぶことができる賭博のこと。競馬や競艇、競輪、オートレースという4種類の公営競技に加え、宝くじやスポーツ振興くじの公営くじ、そして一番身近ともいえるパチンコやパチスロなどの風俗営業種があります。

● パチンコ・パチスロ

2020年はコロナの件で荒れ模様だったパチンコ業界。営業自粛要請により一時休業を余儀なくされたこともありました。そんな中でも、スピード感が楽しめる「P大工の源さん超韋駄天」、爆発力が評価の高い「CR真・北斗無双」、演出が面白いと評判の「CR真・花の慶次」、人気ゲームが題材となったパチスロの「モンスターハンター:ワールドTM」などなど、パチンコ・パチスロファンの期待を裏切らない出来栄えの最新機種が続々とリリース!映画やアニメ、ゲームなどをテーマとした作品がひっきりなしに登場しています。

何を隠そうパチンコは2020年には20兆円越え規模の産業に発展。業界きっての一大ビジネスとなっています。

● 宝くじ

もし宝くじが当たったらどうする、なんていう話は誰でもしたことがあるぐらい、宝くじはポピュラーな賭け事。ドリームジャンボ、スクラッチ、ロトシックス、ナンバーズなど、普段からテレビCMでもやっているので知らない人はいないほど一般に浸透しています。

中でも年末ジャンボは1等7億円と高額!当選数は22本なので当たる確率は低いですが、まさに一獲千金。生活や人間関係が根本から変わってしまうぐらいすごい額ですね。

● 競馬

一昔前は競馬はおじさんが行くものという風潮で、なんだか不健全なイメージもありました。しかし最近はそういったマイナスイメージを払拭、女性ファンが増え、カップルや家族連れなどでもいけるような雰囲気に。

馬の爽やかさ、会場のグルメ、選手のスター性などさまざまなアピール材料を駆使、ただの賭け事だけの場ではない、誰もが楽しめるテーマパーク的存在と化してきています。

中央競馬を開催している日本中央競馬会(JRA)では出馬表、オッズ、払戻金、レース結果などの確認やインターネット投票などがスマホで行えたり、インスタグラムやフェイスブック、YouTubeチャンネルでの情報公開など、年々オープンになり快適な環境が整ってきています。

● 競輪

競輪は戦後の日本復興のために始まった公営ギャンブル。自転車という身近な乗り物を使って激しく闘います。ちなみに「ケイリン」はギャンブルの競輪が元になってできた自転車競技トラックレースのオリンピック種目です。

● 競艇

競艇も戦後の復興のための財源として始まりました。6艇しかないので予想しやすく、公営ギャンブルの中では最も当たりやすいといわれています。

● オートレース

伊勢崎・川口・浜松・山陽・飯塚の5ヶ所のオートレース場で開催。8車でコースを左回り6周してスピードを競い合います。使われる競走車は普通のバイクと違い、ブレーキがない、計測器がない、左右のハンドルの高さが違うなど独自の設計がなされています。賭けるときは番号の色を覚えておくと展開が見やすいですよ。

● オンラインカジノ

インターネットの環境さえあれば24時間いつでもアクセスできること、スマホでどこでもプレイできること、少額からでも賭けることができるので気軽に楽しめること、ゲームの種類が多いことなどメリットがたくさん。課金方法もクレジットカードやエコペイズなどの電子ウォレット、ビットコインなどの仮想通貨を使って簡単に行えます。ビーエックスワンが今後決済方法として導入される予定でもあるんだとか。利用人口の増加とともにますます使い勝手が良くなっていくようです。

遊べるオンラインカジノゲームの種類はランドカジノ以上!ルーレットやバカラ、ポーカーなどのテーブルゲームをはじめ、スロット、ライブカジノ、そしてスポーツベッティングができるハイブリッド型のオンラインカジノも最近はグッと増えています。

またウェルカムボーナス、入金不要ボーナス、キャッシュバック、リロードボーナス、ロイヤリティプログラムなどといったオンラインカジノならではのボーナス制度も魅力の一つ。ボーナスを貰って軍資金を増やしてゲームができるのでこれもランドカジノにはないお得感がありますね。

● ブックメーカー

スポーツブック、スポーツベット、スポーツベッティングなどとも呼ばれています。スポーツの勝敗にリアルマネーを賭けることができるもので、サッカーワールドカップなどのイベント、NBAといったアメリカのプロスポーツ、日本のプロ野球やJリーグ、他にもボクシングやeスポーツに至るまで、ありとあらゆるスポーツが対象となります。

またスポーツだけではなく、政治やエンターテインメントなどにも賭けられるのも特徴。例えばアメリカの大統領選、アカデミー賞受賞者、明日の天気などなど、賭けの対象が豊富なのでスポーツ好きでなくとも楽しめますよ。

日本にランドカジノはできる?

日本でカジノ法案が成立したのは2016年の12月。もう既に丸4年、ランドカジノ建設についての論議が繰り返し行われています。コロナ禍が足止めとなっているのはもちろん、治安の悪化への懸念、そしてカジノが建つことによってギャンブル依存症の人が増えやしないかという不安が大きなネックとなっているようです。

現時点でIR誘致を表明しているのは、横浜、大阪、和歌山、長崎の4地域。東京と名古屋はIR誘致検討中です。カジノを開くことができるのは3ヶ所と決まっているので、作りたいところに全て建てられるわけではないというのも問題の争点になっています。

政府は2020年10月に新たな基本方針案を発表、IR区域整備計画の認定申請受付期間を2021年10月1日~2022年4月28日としました。IR区域整備計画認定は2022年5月以降になるとの見通しです。

また2020年12月18日にはIR基本方針を正式に決定、候補地の選定基準やIR事業者等との接触ルール等が定められました。税関連についても発表され、外国人客は非課税であるだとか、国内居住者は課税されるなどといった内容でまとめられています。他にも2030年までに外国人観光客を6000万人へと増やす目標が打ち立てられており、カジノへの前向きな姿勢が示されています。

一方でネット上では、コロナの感染拡大が止まらないこの時期になぜIRについて取り組む必要があるのか、という批判的な声も多くあがっています。また実際、横浜ではカジノ建設に反対する市民による署名活動が行われて19万票以上の票が集まり、住民投票を行うための条例の制定を市に要求。行政と民間の意識の違いが浮き彫りとなってきているのです。

決して先行きは明るくないランドカジノの建設問題。政権の交代がどう影響するのかも大いに気になるところです。

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