Junior high student fatally stabbed at school

NHK -- Nov 25

A 14-year-old student was fatally stabbed in the stomach with a kitchen knife by another pupil at a junior high school in Aichi Prefecture, central Japan. He was taken to a hospital, where he was pronounced dead.

A junior high school in Yatomi City reported the stabbing to police shortly after 8 a.m. on Wednesday. The incident took place inside the school.

The student who stabbed the victim was detained by teachers and arrested by police on suspicion of attempted murder.

Police and other sources say he and the victim were the same age and in the same grade.

Investigators say the student who was arrested has confessed to the stabbing.

Nov 25 (ANNnewsCH) -

愛知県弥富市の中学校で24日午前8時ごろ、3年生の男子生徒(14)が包丁で刺され、死亡しました。警察は、同じ学校に通う別の男子生徒(14)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。

2人は別々のクラスでした。警察によりますと、男子生徒は、被害者の生徒を呼び出し、刃渡り約20センチの包丁で、腹部付近を刺しました。当時、それぞれの担任の教師は教室にいて、犯行の瞬間は、見えていなかったといいます。悲鳴が聞こえ、担任が廊下に駆け付け、凶器を下すよう言ったといいます。警察によりますと、刺したとみられる男子生徒は、教師の指示に素直に従ったといいます。

中学校の校長:「(被害生徒は)廊下で刺された後に、けがした状態で教室に戻った。出血もあって、厳しい状態だと思いながら、救急隊が来るまで学校としてできる限り心臓マッサージや、意識の確認をしながら過ごした」

被害者の男子生徒は心肺停止の状態で病院に搬送され、その後、死亡しました。死因は“出血性ショック”で、傷は肝臓に達していました。刺したとみられる生徒は取り調べに対し、「私がやったことで間違いありません」と容疑を認めているということです。凶器の包丁は、自ら学校に持ち込んだとみられています。

この生徒について、学校側は、こう話します。

中学校の校長:「(Q.補導や指導を受けたことは)そういうことで話題に上がる生徒ではない。本校では、毎週、生徒指導に関わる事例を相談する会議があるが、特に問題になるようなことはなかった。普通というと言葉は悪いが、中学生として、ある姿の中学生。なぜ、そのようなことをしたのか。私たちもわからず非常に混乱している」

2人は、中学2年のころは同じクラスでした。小学校も同じだったといいます。

中学校の校長:「(Q.これまで、いじめとかトラブルは)学校として思い当たるところはない。生徒にも聞き取りをしながら、どんなことがあったか確認しているところ」

警察は25日、容疑を“殺人”に切り替えて送検する予定です。

事件があった中学校では、24日午後の授業が中止になりました。教育委員会によりますと、事件のあと、4人の生徒が体調不良を訴えています。生徒の心のケアのため、25日以降、臨床心理士の資格を持つカウンセラーが派遣されるということです。